すーっと霧が晴れた
不意に思い出したことがあった。霧が晴れたようだった。
10年くらい前に懇意の尼さんに「あなたは人生をどうしたら良いか知ってるでしょう?」と言われたことがあった。
その時自分が過ごしてきた人生20数年を振り返り思い当たったことを言った。
それはこうだった。「あきらめると不思議といいほうに向かった気がする」と。
それを聞いた尼さんはそれ以降、何も言ってはくれなかった。
そしてさっきその答えが解った気がした。あきらめるではなく、手放すこと。それは同時に受け入れることだった。
あきらめると、手放すは同じようだけれどそこには自分自身の決意が違うような気がする。これってすごい違い。
なんだか十数年かかって今霧が晴れたな。
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